競売が開始される前に売却
競売が開始される前に売却
不動産物件を購入する際には、通常長期のローンを組んで購入します。
決められた通りに返済ができれば問題はないのですが、何らかの事情でローンの支払いが滞ってしまうと、ローンの担保のとなっている不動産は強制的に競売にかけられ売却されてしまいます。
いきなりすぐ競売というわけではなく、最初は督促状が届くようになり、代位弁済の通知が届き、そして半年ほどで競売開始の通知が届きます。
実際に入札が開始されるのは8ヶ月から10ヶ月くらいです。競売にかけられてしまうと、家を出ていかなければならなくなるのはもちろんのこと、市場価格よりもかなり安く価格で売られてしまうので、多くの残債が残ってしまうことになります。
そこで競売が開始される前に、任意売却する必要があります。任意売却で不動産を売却するメリットは、通常の不動産物件を売却するのと同様に、市場価格で売ることができることです。
短い期間で売却しなければならないので、経験豊富な不動産会社と相談することをおすすめします。
競売にかけられる前に任意売却で高く売ろう
住宅ローンが払えなくなってしまった場合、家は借入の担保となっているために競売にかけられてしまいます。
つまり、強制的に売られてしまうということです。売ったお金でローンを返済すれば良いと思うかもしれませんが、これは大きな間違いです。
というのも市場価格の7割前後でしか売れないからです。そうなると家を売ったとしても、大きな借金だけが残ってしまうという可能性が大きいのです。
通常、住宅ローンの滞納が始まってから競売までの期間は、10ヶ月~14ヶ月ほどですから、この期間に何とかしなければいけません。
では、どうしたら良いのでしょうか。それは強制的に売られてしまう前に売ってしまうことです。
これを任意売却と言いますが、任意売却であれば市場価格に近い価格で売却できます。
通常の不動産売却と同じ方法で売却するため、事情を知られずに売却が可能だからです。
ただ任意売却でも借金を全額返済できず残ってしまうこともあります。
その場合は、分割での返済が可能です。